髪の栄養分はご存知ですか? 本記事では髪を守るたんぱく質に関する情報を解説します。
髪を守るたんぱく質に関する情報
たんぱく質は、三大栄養素の一つで、肉、魚、卵、乳製品、大豆などの多くの食品に含まれる栄養素です。
髪を守り、頭髪のことを考えるなら、良質なたんぱく質を含む食品を選びましょう。
髪を守る食材としては、大豆製品なら湯葉、動物性たんぱく質なら内臓肉類、特にレバー、魚なら鮭などの、EPAやDHAを多く含む青魚類が良いようです。
髪を守る食品1:大豆製品…湯葉
大豆自体が良質な高たんぱく食品でありますが、湯葉には大豆の栄養素が凝縮されていて、豆状に比べて消化吸収力に優れています。特に吸収率は約95%を誇ります。
また、湯葉には大豆サポニンが豊富に含まれています。大豆サポニンは、血中脂肪を減少させ、過酸化脂質を抑制することで知られています。
同時に髪の毛に養分を運び、毛細血管の血行を促進。新しい毛が生えることを促進します。
髪を守る食品2:レバー
動物性たんぱく質には、硫黄分が多く含まれるという特徴があります。
髪の毛の成分は、硫黄を含んだたんぱく質ですので、この様な点からいっても、動物性の良質なたんぱく質は、髪の毛を守る栄養素の一つです。
通常の肉に比べて、内臓肉にはビタミンやミネラルが豊富で、中でもレバーはお勧めです。
ちなみにエスキモーには、ハゲが少ないことが良く知られていますが、その一つの理由とされるのが、好んで動物の内臓肉を食べているからだとされています。
髪を守る食品3:鮭などの青魚
青魚には良質なたんぱく質に加えて、不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。
この脂肪酸の中には、EPAやリノレン酸などのハゲ予防に役立つ成分が、豊富に含まれています。
特に鮭にはビタミンAが多く含まれていて、皮膚の免疫力向上作用も期待できるので、頭皮がかぶれ易い人や、かぶれが原因となって抜け毛が多い人には鮭が役立ちます。